空が淡々しい茜色ににじむ夕暮れどき
ぽつりぽつり 小さな光が町に灯りはじめるころ
ホテルの建物は 空に浮かぶ船に姿を変ていきます
乗船チケットも 搭乗口もありません
時間も行く先も 決めるのはあなた次第
食事を楽しみながら バーでグラスを傾けながら
展望台で夜風を感じながら ベッドに寝転びながら
色とりどりの光や星たちに 見とれていると
さっきまでの日常が だんだん遠のいてゆく感覚に
表情がゆるみ 心がときめいた瞬間にはもう
夜を旅するこの船は 宇宙という大海原のなか
ノクターンの 甘やかな調べのように
時と時空のあいだを のんびり漂いながら
ナガサキの夜は楽しく そして深く長い
今夜は眠る前に いつもと違う時間をどうぞ
夜を旅するホテルへようこそ、
ここが稲佐山観光ホテルです。
OUR
SERVICE
16時のチェックインから翌朝10時のチェックアウトまで滞在時間は最長18時間。そのうち夜景が見られるのは18時〜翌朝6時(年平均)と実に3分の2を占めます。
空を茜色に染めていくマジックアワーに始まり、あでやかな光の粒をまき散らしながら静かに広がる夜の海を、ホテルという大きな船に乗ったような気分で楽しんでほしいとの願いを込め、夜景とともにある最高の時間が過ごせる場所として新たなブランドイメージの醸成を図りたいと考えております。
地元長崎の食文化を映した料理を味わいながら、展望台で外の空気やにおいを感じながら、ベッドやソファにごろりと寝転びながら。さまざまなシーンで夜景を楽しんでいただけるよう、これからもサービス向上に努めてまいります。
LOGO
DESIGN
ブランドタグラインをもとに、コーポレートロゴやシンボルマークなどのソフト面を一新いたします。
コーポレートロゴは既存のものをアレンジし、長崎の夜景の特徴である家々のあたたかな光をイメージした色にリニューアル。
さらにシンボルマークはシチュエーションに合わせ2パターンで展開します。ひとつは稲佐山を連想させる形をモチーフに、時間ごとに移り変わってゆく光をグラデーションで表現。チェックインからチェックアウトまで、お客様に満足していただきたいという願いも込めています。
もうひとつは稲佐山のふもとに広がる夜景をシンプルなグラフィックで表現。さまざまなクルーズ船が寄港する長崎は、古くから海外との交流が盛んな国際色豊かな町でもあります。海外の方にも広く認知していただけるよう、英語表記のホテル名を採用しました。
旧シンボルマーク
新シンボルマーク
世界の平和を長崎から
PEACE
FROM
NAGASAKI
創業は1940年「旅館をやりたい」という創業者の夢が叶ったのも束の間。1945年8月9日一発の原子爆弾により惜しくも焼失してしまいました。
その後復興期の材木店を経て、「旅行は平和でないとできない」という創業者の信念のもと、港に近い一角で旅館を再スタートさせて今に至る間、当ホテルの根幹には「観光で世界平和に貢献する」という理念が脈々と受け継がれてきました。
例えば、2022年8月より社内で立ち上げたSDGs委員会での「折り鶴プロジェクト」もそのひとつ。ご宿泊いただいたお客様に、世界平和への願いを込め折り鶴を折ってもらう取組みを行いました。
初年度となる今年は1000羽ほどが集まり、8月9日にその折り鶴を平和公園に捧げてまいりました。些細な取り組みかもしれませんがこのような取組みを続けてまいりたいと思っております。
今回はその思いに加えて新たに、4つの社内目標「For Peace」、「For People」、「For Earth」、「For Nagasaki」を設定しました。
少し先になりますが2040年、当社は100周年を迎えます。 来たる大きな節目に向け、新しい4つの目標のもと観光を通して平和な社会の実現と地域貢献に取り組んでまいります。
【人が笑顔になる:For People】
【長崎が笑顔になる:For Nagasaki】
【地球が笑顔になる:For Earth】
【世界が笑顔になる:For Peace】
私たちは持続可能な
開発目標(SDGs)を支援しています。